若手能楽師の日常。成田美名子『花よりも花の如く』20巻。
成田美名子も『CIPHER』から大好きで、『ウェルカム』から『花よりも花の如く』まで、既刊は全部持ってます。
今回は、憲人が安達原を演じるにあたって役の解釈に悩んだり、ちょっと揶揄されたことが心に引っかかったり、葉月さんとはなかなか進まなかったり、ご近所トラブルに巻き込まれたりと、若手能楽師の日常はなかなか大変ですね、というお話。
憲人が悩むことはいつも等身大で、自分の悩みに投影できるような内容だったりするので、読み進めていくうちに解決すると、自分のことのように嬉しい。
そういえば、この作品は作中での時間の進み方が特に遅くて、まだみんなガラケー使ってるのよね。懐かしいなー。
次巻では安達原本番かな?楽しみです。
ほいたら、バイぜ!