漫画ばかり読んでいます。

まんがとごはんとふとんがあれば。

サッカーを知らなくてもワクワクしながら読める! 大武ユキ『フットボールネーション』

W杯、終わりましたねー(遅い)。

サッカー、W杯やオリンピックは観るけど、それ以外はあまり……という典型的ニワカで、最近はますます疎くなりました。
わたしの中の日本代表にはまだ川口や宮本がいるレベル。ひどい。

そんなわたしも、サッカー漫画は好きです。
ルールもろくにわからないのに、読んでて楽しいの?とサッカー経験者に言われたりもしますが、楽しいよ!
兎にも角にも塀内夏子の『Jドリーム』シリーズが大好きです。
富永!嶋!!(*´Д`)ハァハァ

オフサイド』『Jドリーム』『コラソン サッカー魂』は読破、『キャプテン翼』『かっとび一斗』『シュート!』『ホイッスル!』『GIANT KILLING』『エリアの騎士』は途中まで、といったサッカー漫画遍歴。

しかし、最近、そんなわたくしのサッカー漫画心に再び火をつけた作品があるのです。

大武ユキフットボールネーション』

2014年7月現在、6巻まで刊行されており、わたしは5巻まで読みました。早く6巻読みたい。

「脚のきれいな選手求む」ってどういうこと?

フットボールネーション』は、高校サッカーでもプロサッカーでもなく、東京都リーグ3部所属という社会人リーグのチームを題材にしています。
元海外プロサッカー選手である監督率いるチーム・東京クルセイドの選手募集要項には「足のきれいな選手求む!」です。
なんじゃそりゃ?と思いつつも、読み進めていくと、その理由がわかります。

なぜ、足が綺麗な選手が良いのか?

このチームでは、鍛えることで足を太く不格好にするブレーキ筋・大腿四頭筋でなく、アクセル筋・太もも裏のハムストリングスを自然に使える選手を探しているのです。
インナーマッスルを鍛えることで、体幹・体軸が安定して世界レベルのフィジカルを持つ選手になれる!
そして日本を、欧州や南米のようなサッカー先進国(フットボールネーション)に!という漫画なのです。

主人公の沖千尋は、監督が理想とするインナーマッスルを無意識に使うことのできる選手。

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インナーマッスルのおかげで、すっきりした体格なのに当りに強い、ボールを懐深く持つことができる、雨の中でもスリップしにくい、どんな体制でも体軸が安定し、目線がブレない、など良いことづくし。

東京クルセイドは、草サッカーチームにあるまじき快進撃で、格上とされていた強豪チームを次々と打ち破ります。
他のチームの選手も、「東京クルセイドの選手は強そうに見えないのになぜ勝てないんだ!」と驚き、監督に教えを乞いに練習場に来てしまうほど。

わたしは筋トレについて詳しくないので、この漫画に書かれていることが正しいのかどうかわかんないです。
「"インナーマッスル"は学術用語じゃない!」「アウターマッスルだって大事だ!」って言ってるスポーツ業界の方もいるみたいだし。
でも、なんかこう、ワクワクするじゃないですか!
理由は無いけどこの選手は強いんだ!と言われても、( ´_ゝ`)フーンって感じですが、こうでこうだから強い!と説明されると、おおそうか!と納得して読むことができます。

おおきく振りかぶって』で、先生が理論的なトレーニングを取り入れるシーンも同じくワクワクしたなー。
あのシーンが好きな方は、『フットボールネーション』もハマると思います。

そんで、スポーツ漫画読むと、「運動しよう!」「身体鍛えよう!」っていうスイッチがむやみに入るよね。

ちなみに、コレやってます。

根性なしなので、毎日15~20分くらいしかやってませんが、もう身体中筋肉痛でバッキバキです。
わたしのインナーマッスルがいいかんじになるにはまだまだかかりそうです……。


ほいたら、バイぜ!


Jドリーム (1) (講談社漫画文庫)

Jドリーム (1) (講談社漫画文庫)